メダカを飼いたい!
メダカはとても丈夫で、初めてでもとても飼いやすい魚です。
室内、屋外どちらでも飼育することができます。
どちらも、難しくありませんが、ここでは”屋外飼育”について紹介します。
屋外飼育
お庭、ベランダなどの日の当たる場所はメダカは元気に育ちます。
外の新鮮な空気、お日様が水中に取り込まれるので、メダカは、とても丈夫に育ちます。
一年中楽しめるメダカ飼育ですが、やはりムシムシ暑くなる梅雨になると、
夏を感じるようになり
清涼感のあるメダカを飼いたい!
と思うのがこの時期ですね。
それでは、屋外飼育の準備をしましょう
屋外飼育に必要なもの
※準備あるある・・・
良くわからずにショップに行くと、いらないものまで買ってしまう事
ここでは、
メダカを飼うために揃えたいスタートの5品を紹介したいと思います。
屋外飼育に必要な5品
飼育を始めるにあたって必要なものは、基本、次の5品です。
- 容器
- 餌
- カルキ抜き・中和剤(水道水を使う方)
- ネット(すくい網)
- バケツ
底砂と水草は、水質の安定や観賞性が上がって楽しめますが、スタートはシンプルでいいでしょう。
屋外飼育、重要ポイント2つ
屋外でメダカを楽しむためには、容器の選び方・置き場所、この2つが大切なポイントになります。
外は、風通しもよく環境は最高ですが、それゆえ気温の影響を受けやすいためこの点を考慮して容器選びをして下さい。
容器の選び方
- 外気の影響を受けにくい断熱素材のもの
- 深型のものが好ましい
- オーバーフロー穴がついているもの
一例ですが、発砲スチロールなどは条件に合っているかもしれません。
夏場の水温の上昇や冬場の水温低下などが緩やかになることや、穴は降雨の増水の対応を考慮しています。
※スイレン鉢でもトロ箱でも、基本なんでも大丈夫です。置く場所によっても変わります。
飼育容器の置き場所
- 日当たり・風通しの良いところ
- 水替えや掃除のし易いところ
- 猫、カラスなどに狙われない場所
- ひさしなど雨水が入らないところ
- 安定しておけるところ
屋外飼育はメンテナンスなどやり易いところが大事ですし
大雨で雨水が大量に入ると水質が変わりメダカの体調に影響がでます。
※最近の国内の雨水の調査から全国的に酸性雨が降っています。
雨が、多く降った後は、水換ええをして魚の体調を守りましょう。
飼育容器の選ぶ目安
容器は、水量1リットルにメダカ1匹・・・基本です。
これは、屋外・室内とも共通です。
・水量10リットル入る容器の容器には10匹
・水量60リットルの入る容器には60匹となります。
※容器に水は8割程度入れるので、10リットル容器は8リットルになります。
なので、10リットル容器には8匹が飼育環境に合った数です。
餌「エサ」
メダカ飼育は「エサ」が重要です。
成長のスピードや体型、色の具合がエサで決まると言っても過言ではありません。
なので、どのくらいのメダカを飼うのかによってエサやりが違います。
エサも種類は10種類以上並んでいます。
水を汚さずに、稚魚から親魚まで与えられるものを選びましょう。
〔参考〕:生まれてから1か月がエサやりは大切、小さいうちからしっかり食べさせて大きく育てましょう。
●稚魚は、すりつぶしてパウダー状にして与えましょう。(稚魚用の餌も売ってます)
●体調が1cm超えたら高たんぱくの餌に変えてください。(産卵・繁殖に向けて)
●浮上性がおすすめです。沈むと水質悪化に繋がります。
メダカの口は上向きについているので水面の餌を食べるのが得意です。
量の目安は、2~3分で食べきれる量を与えましょう。
産卵・繁殖時は1分程で食べきれる量にしてください。(1日2~3回、2時間は間隔開ける)
カルキ抜き・中和剤
水替え用の水道水に含まれているカルキ(塩素)は、人間が安全に飲み水にするために投入されるものですが、
魚たちには有害です。そのまま使うと死んでしまいます。
水替えの回数・・・2週間に1回のペース 1/3程度の水替えを行う
キレイに見えていても病気が発生することもあるので水替えのタイミングを見計らいましょう。
※注意 水換えすぎには注意
余り換えすぎてメダカにストレスになり、病気の原因になったりするので、
タイミングを見つけることが飼育上達のポイント
水道水のカルキ抜きには、
固形タイプと液体タイプがあります。
どちらも水量に合わせてつかいます。
※カルキ抜きは水道水をバケツに汲んで日の当たるところに一日おいてもらえばカルキは抜けます。
しかし、急に水替えが必要になる場合がありますので、カルキ抜きは用意しておいてください。
参考:割と使い勝手が良いので固形を使っています。
ご自身の使いやすい方を選んで使いましょう。
ネット・バケツ
説明するまでもなく、すくいネットとバケツは必需品です。
飼育、水替えその他もろもろ使い道が沢山あります。いつでも1~2個のバケツは必要です。
☆
慣れてきたら、底砂や水草を入れて、もっともっと楽しんで下さい。
次は、実際にメダカのことを、詳しく見ていきましょう!